『万国共通』
文化の違いで感じた事を紹介します。
私は一人暮らし、アパートで自炊する事もありました。
まぁ、男の一人暮らしですし、あまり几帳面な性格ではなかったからでしょうが、
洗い物はある程度溜まってからまとめてやる事にしていました。
服や下着などの洗い物はまぁ、イイとして、自炊して使った食器類を流しによく溜めていました。
ある日、その積み重なった食器類が全てキレイに洗われているではありませんか!
「あっ、洗ってくれたんだな。やさしいな・・」とは思いましたが、その時、その場にいませんでしたし、後にも特に感謝の言葉をかけはしませんでした。
・・・・・・しかし、それがマズかった!( ̄― ̄; ヒヤリ
日本人の考え方とは違い、海外では男女が常にイコール(平等)なのです、何かしてもらったら必ず「ありがとう」と感謝の意を示さなければなりません。
正確には日本の女の子の様に、彼氏に「つくす」と言うような感情がありません。
次の日、寝転がってTVを観ていると唐突に、
「ねぇ」
「何か私に言う事あるんじゃない?」
と言ってくるではありませんか!
ピンと来ましたが、モゴモゴと口ごもってしまいました。
それから説教が始まります。
心の中で感じていた感謝の気持ちが段々萎えてきます。
あぁ、そういう事をイチイチ言わなくてイイのが日本人なのに・・・。
. . . なんて思いはしましたが、既に後の祭りです。
後はひたすら謝ってお礼をイイ、機嫌を直して貰いました。(;-_-) =3 フゥ
外国では心の中の気持ちなど、全く意味を成しません。
必ず、言葉に出して表現せねば相手に伝わりません。
別れる時もそうです。
段々と付き合いもマンネリ化し、刺激がなくなって愛情も薄れてきた頃、私は電話もせず大学で合っても、ワザと忙しいフリをして取ってもいないペーパー(授業)に出ていたりして距離を置くようにしていました。
俗に言う、自然消滅を狙っていました。
まぁ、ずるい男だとは自分でも思います。
ただ、「別れよう」の一言がどうしても切り出せませんでした。
相手も薄々私の感情の変化には気がついていたんだろうと思います。
でもネ、絶対に言葉にだして別れを告げないと相手は受け入れません。
心の中では既に愛情がないんだろうと覚っていたのは確かだろうと思います。
傷ついていても、別れの言葉をハッキリと伝えるまで笑顔で会いに来ます。
そして、別れを告げた時、、、、、、、、泣いていました。(¨ )
そんな時に非常にヒドイとは思いますが、
「あっ、外人でもこういう時、泣いてしまうんだ!」っと、思ったのが正直な感想でした。
その辺は日本の女の子でも同じですね。
何と言うか、愛情はとっくに薄れているハズなのに申し訳ない気持ちいっぱいになります。
万国共通、女の涙には魔力があります。 (ノ_・、)