『ホームスティ』

留学した事がある人なら一度は経験があるんじゃないかな？

１日だけの体験クラスもあるし、1週間〜3ヶ月くらいの短期・中期クラスもあるし、数年という長期クラスもあります。大抵は留学生用の支援センターなんかで募集しているファミリーを探せば見つかります。ただし、気をつけないといけない事もあります。

家に留学生を留める事を承認している家庭、ホストファミリーと言いますが、善良なトコばかりとは限りません。

( ‥) ﾝ? と思われる方もいらっしゃるかも知れませんのでご説明いたします。

ほとんどの所は善良で国際交流を目的とした理解のある家庭が応募しているのですが、中にはそういった類ではない家庭が少なからず存在します。

どういう事かと言うと、ズバリ金です。

留学する事により、センター側からいくらかのお金をホストファミリーに支払わされます。

まぁ、そのお金は入居する留学生がセンターに支払っている料金の中から出費されているのですから自分で払っている事と同じです。

名目は様々でしょう。

日本的な言い方をすると、留学生支援金、迷惑料や助成金かも知れません。

当然、部屋を赤の他人に貸すわけですから無料と言うわけにはいかないのはわかると思いますが、そのお金が目当てで募集に応募しているファミリーもいると言う事です。

留学生がホームスティする目的とは一体なんでしょう？

正規のホストファミリーからすれば、ずばり国際交流でしょう。

しかし、留学生からみるとそれだけではありません。

語学のスキルアップ、異国の習慣やマナー、生活スタイル、人や文化を学ぶ絶好の機会なのです。お金目的に留学生を泊めると言ったファミリーの所ではその本来の目的を果たせるハズがありません。

当然、そういうファミリーでは留学生の事をただの下宿人としてしかみていませんので、会話とは名ばかりなそれなりの対応しかしてくれません。しかし、留学生は最初、言葉がうまく話せない為、意思の疎通が出来ない自分が悪いのかと思い、反省するようになります。とんでもない誤解です。

傾向として、来たばかりであまり言葉を話せない学生を中心に受け入れている家庭が多いそうです。

もし、海外に長期ホームスティされる予定のある方は、日本の留学システムとは少し違う事を頭にいれておいてくださいネ。ボランティアとは限りません。

結構きつい事を書きましたが、皆さん善良な方がやっているトコばかりですから、それほど警戒する必要もない事をここに申し上げておきます。

センター側もバカではありませんので大丈夫です。

犯罪歴や過去のトラブル履歴など、各家庭を独自に調査し、資格がないと判断された家庭はホストファミリーとして紹介いたしませんのでどうぞご安心を　<(_ _)>

善良なホストファミリーであっても、なぜかソリが合わなかったりトラブルが起こるといった様なケースもあると思います。

そうなった場合でもどうぞご安心下さい。

センター側にその旨を伝えるとすぐに変更手続きをしてくれます。(･ω･)ﾉ

心配であれば、長期スティ希望であっても最初の１〜２習慣は体験の為、様子見として希望したいと言って見るといいと思います。

ちなみに私も短期から中期へと転々としましたが、皆さんイイとこばかりでしたよ。

入居した時は家族総出で歓迎会をしてくれましたし、小さいながらも、誕生日やクリスマスはパーティ！休みの時は旅行なんかにも連れていってくれました　y(￣ー￣)y

すばらしい家庭でした！

なぜ、長期にしなかったかと言うと、

�@    自分のステレオやパソコンなどを手放したくなかった。

（やさしいとは言ってもやはり気は使うので夜更かしや、音楽をガンガン聞けない）

�A 彼女と同棲したかった

�B お世話になったファミリーの評判がよく、人気があったので順番待ちだった

等、私の身勝手が多かったですね。ヾ(￣o￣;)