『盗難』
当然ながら、楽しい事ばかりではありません。
留学で勉強を一心にしている学生よりは私の生活は楽しかったでしょうが、トラブルもなかには起こります。
今日もビリヤード楽しかったな〜とホロ酔いで車に乗って家に帰ろうとした時です。
=( ・_・;)⇒ アレ? 車がない?
ココじゃなかったかな?
っと、フラフラしながら他の駐車スペースへと歩きます。
(◎_◎) ン〜。 今日、、、車で来たよな・・。っと、自問します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
段々、酔いが覚めてきます。
うおっ! (゚□゚) 盗まれた!!
そうです。
車が盗まれちゃったんです。
ぎゃぁぁぁ〜
やられた〜
そう!日本でもたまにありますが、海外では車の窃盗が当たり前のようにあります。
アパートには強盗にも入られた事があります。空き巣ではありません。強盗です
物騒です。
怖いです。
ただ、まさか自分には・・と思った時にはもう遅い。
急いでケーサツさんを呼びます。
「プールバー」で遊んでいて、車で帰ろうとしたら車が盗まれていました・・・っと、事情を説明します。
日本のケーサツなら車で帰ろうとしてたって、「オマエ、酒飲んでねぇか?」っと飲酒運転をシツコく追求してくるトコなんでしょうが、ここは外国。
そんな事は全く聞かれませんでした。
ただネ、、、現場検証やら聞き込みやら色々するもんじゃねぇの?
やはり外国。
簡単な調書取って、パトカーで家まで送ってくれるだけでした。
をいをい・・。
まぁ、毎度の事なんですかね〜。
全く事件として扱ってくれなかったような気がします。
でもね〜、高級車とかならともかく、当時私が乗っていた車はシビックです。
2000ドル(10万くらい)もしなかったポンコツです。
遠出すれば、必ずエンジン不調で止まってしまうような車です。(16万キロ超えていました)
当然、セキュリティなんてつけませんでしたが、、
そんな車、盗むなよ・・。((+_+))
今、思えばカウンタにおいていたケータイも盗まれていたなぁ〜。
そう、ココでは日本では考えられないような文化です。
車を止めていて朝になったら、タイヤだけ盗まれていたというのやら、車の窓を割られてステレオでも持っいかれたのかと思いきや、上のバックミラーだけ盗まれていたりとよくわかりません。
あんなモン、二束三文の値段でしか売れないと思うんでしょうけどネ。
自分の車にでも使うつもりだったのでしょうか?
さて、肝心の盗まれたシビックちゃんですが、次の日に見つかりました。
貧民街って言うんでしょうかね?
先住民族やら、黒人やら、犯罪者やらがよく住む市街地で乗り捨てです。
巡回中のパトカーが見つけてくれました。
w( ̄△ ̄;)wおおっ、仕事してんジャン!・・っと、チョッピリ思いました。
電話連絡で場所を知らせた事と、マイナスドライバーを持って来いとの事?
意味もわからずマイナスドライバー片手にタクシーで向かいました。
なんと、キーシリンダ部がポッカリ穴開いてて、なくなっているじゃないですか!
そこにドライバーを押し込んで強引にセルを回し、エンジンをかけてみます。
あっ、かかった (ノ゚听)ノびっくり!!
いやぁぁ、車なんて簡単なモンなんですねぇ〜。
ちなみに、ドアも簡単にこじ開けられていました。(>o<”)
自走できるので、パトカーに先導されながら帰路につく事ができました。
ただね、差し込んでいるドライバーが振動で外れるとエンジンが切れないまでも、何とハンドルロックがかかってしまうんです。走行中にロックされるとメチャメチャ焦ります。
あぁ、怖かった!
盗まれたものと言えば….
( ̄_J ̄)ん?
カーステ?
….ついてるね・・。
タイヤ?
…あるね。
音楽CD?
…全部あるね
えっ?何も取られてネ〜!?
なんじゃそりゃ〜
テッキリ、カーステだけは取られているものだと思っていました。
私の車で一番お金をかけたのはステレオだったのです。
日本で買ってきたばかりのMDがついていたんですから。
その街にはまだMDカーステはどの店でも売っていません。
都心部のリサイクルショップなら、それなりの値段で売れるハズです。
足がつくと思ったのでしょうか?
それとも、価値を知らなかったのでしょうか?
ただ、聞けないハズのカセットテープが悲しく、助手席に転がっていました。
おそらく犯人のモノでしょう。
中身はレゲエの音楽でした。(>_<)
まぁ、どうでもイイけどネ。
結局、取られたのはケータイだけでした。
まぁ、プリペイド式のケータイですし、自動的にロックがかかりますからどうしようもなかっただろうけど・・。
次の日、なんとか自走して修理工場へ持って行き直してもらいました。
修理代は自腹です。(`-´メ) プンッ